オール阪神・巨人の存在論的矛盾とギリシャ神話による解釈

オール阪神・巨人の「オール」はどういう意味のオールなのか調べてみたら、普通に「全部」という意味のallだった。 つまり、この世の全てが阪神と巨人であるということなのだ。 しかし思い出してみてほしい。 二人を別々に呼ぶ時、オール阪神とオール巨人と呼んでいないだろうか。 ここで矛盾が生じる。 オール阪神が全部なら、オール巨人の入る余地がないし、 逆にオール巨人が全部なら、オール阪神の入る余地がない。 どちらかが嘘をついている。 俗にいうオール阪神・巨人のパラドックスである。 さらに彼らが所属している事務所、吉本興業。 吉本興業の中には、明石家さんま、ダウンタウン、かまいたち、千鳥などがいて、もちろんオール阪神・巨人もその中にいる。 つまり、オール阪神・巨人を内包している吉本興業の方がオールなのではないか、という新たなパラドックスが起こる。 話は戻るが、オール巨人さん。 長身で、関西弁。 ここまで来ると、彼はもう一人でオール阪神・巨人なのではないだろうか。 じゃあ、あのオール阪神という人は一体なんなのだろうか。 いまからそれを説明しよう。 吉本興業、つまり全てをなす存在は、さしずめ全知全能のゼウスといったところであろう。 ギリシャ神話におけるゼウスの敵には、先代の神々であるティーターン神族、大地の女神ガイアが生み出した巨人族ギガース、そして最強の怪物テュポーンなどがいる。 お分かりいただけただろうか。 巨人族、ギガース。 英語のgiantの語源であり、明らかに巨人軍、明らかにオール巨人のことを指している。 ならばオール阪神はどれであろうか。 先代の神々であるティーターンではないし、最強の怪物テュポーンでもないだろう。 ここで一度、阪神という名前について考えてみたい。 阪神といえば、タイガースである。 つまり虎だ。 ところが、ゼウスの敵をいくら調べても虎が出てこない。 オール巨人はいたのに、オール阪神はいないのである。 これはおかしい。 そこでさらに調べてみると、ギリシャ神話には虎と関係の深い神がいる。 酒の神ディオニュソスである。 ディオニュソスは虎や豹などの大型の猫とともに描かれることがある。 しかもディオニュソスは、ゼウスの敵ではない。 ゼウスの息子である。
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